【ゆうゆうLife】暮らし取り戻す介護リフト 導入で自宅入浴を続けられた
介護リフトの記事を掲載したところ、読者から自宅でのリフト使用について問い合わせを頂いた。介護リフトを自宅で使う人は多くないが、明確な目的がある場合は導入もスムーズだ。今回は、自宅で使う介護リフトについてお伝えする。(佐藤好美) 福祉技術研究所の市川洌(きよし)さんは2月、2世帯住宅で暮らす義母(90)のため、浴室に介護リフトを導入した。認知症の義母は要介護3で、足腰が危うい。手を引けばすり足で歩くが、浴槽のまたぎが困難になりつつあった。 義母を主に介護するのは、妻の君代さん(64)。君代さんには実母にあたる。当初は入浴の際、浴槽に1カ所手すりがあれば間に合った。それが困難になると、君代さんは入る手順に添って、2カ所に手すりをつけた。 しばらくはそれで済んだが、認知症の人は肉体的にできることが常にできるわけではない。母親は湯船に入るときは手順通りにできても、温まると上気して、「もういい! 出る!」と言い出すことがあり、君代さんは落ち着いて母親を湯船から出せる「次の手段」を考える必要があった。 入浴が難しくなると検討されるのは、まずは「自宅でのシャワー浴」。しかし、君代さんは「夏はいいけれど、冬は介助する側もぬれて寒い。とても無理だと思った」と言う。 一般に次に検討されるのが「デイサービスでの入浴」。食事と入浴が提供されるデイサービスはかつて検討した。1日預かってもらえれば、介護は格段に楽になる。< 前のページ1234次のページ >
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